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2011年05月10日

スティーブン・セガールの沈黙の戦艦

一昔前は、どの会社にも必ず理解がある中高年上司と異端児正社員がいたと思われる。

この名作の場合、ミズーリの艦長が本体から出向してきた子会社社長。
セガール扮するチーフコックのケイシー・ライバックが異端児中途社員だ。
謎の実力もあって艦長だけでなく、後輩からの信頼も厚い。

日頃から不平をたれる大卒の副官、言うならクリル部長は
ストラニクスと子会社の乗っ取りを画策するわけだが
そこにライバック係長が立ちはだかる。
そして全社員だけでなく、国まで救ってしまうという風に観ると奥が深い。

では、これを政党や役所に置き換えるとどうなるか。
ミズーリのような艦長もいなければライバックもいない。
もう恐らく日本中の職場はストラニクス率いるテロリスト社員ばかりだろう。

まあ、どうしても企業が新卒至上主義を止められないのは分かる。
でも、このままでは各職場内の艦長もライバックも必ず潰される。潰されただ。
もし新人教育をやらない、
やれないなら40歳前後に中途の門戸を大きく開く方が賢明だ。

つまり日本経済は完全に乗っ取られてしまったと考えていいだろう。
すべては派遣法の改悪と非正規社員の多用が始まりだ。



  • Posted by 座高市 at 21:57│Comments(0)
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